冬本番。毎日寒い日が続いております。
という事で、今日はデスノの皆様に冬の寒さ対策について聞いてみたいと思います。
え?一部簡単に答えが予想つくって?
ホホホ、まぁ、それはごもっともですがそう気になさらずに。
では、レッツゴー!!
その一 L
L「は?冬の寒さ対策?この冷暖房完備のLビル内で?え?ここ以外だったらどうするか?
私、外なんて出ませんよ。寒いと判ってて出るバカが何処にいるんですか。
でもまぁ、敢えて寒い場所に行くとしたら、
いえ、寒い場所でなくても(たとえ寒くなくても)、
私の寒さ対策は一つしかありません!
それは月‥‥‥グハッ!」
月「あ~、手が滑ったぁ。ごめんねぇ、竜崎」
L「ラ、月君‥‥相変わらず容赦ない愛情表現ありがとうございます。
でも、私の前でまで照れなくてもいいんですよ」
月「誰が照れてるって?右頬にもパンチをお見舞いしてやろうか?」
L「いえ、出来ればその奇麗な手はグーではなくパーで。私のこの手を包んでください」
月「うわっ!相変わらず冷たい手だな!」
L「手の冷たい人間は心が暖かいと言います」
月「お前に限ってそれはないな(何せカエルだから)」
L「とにかく貴方を抱きしめていれば私は身も心も暖か。ぬくぬくホカホカです。
もちろん貴方が私を抱きしめて下さるのでもOKですが、
このサイトに来て下さるお嬢様がたはL月派ですから。
やはり受けの貴方が私に抱かれた方が‥‥ゲホハッ‥‥!」
月「ワタリさ~ん。竜崎がさっき食べたケーキ戻してしまいましたぁ。
部屋の暖房が利きすぎて逆上せたみたいです~。
あ、だいじょうぶ。汚れた床は僕が奇麗にしておきますから。
ワタリさんは、元からしっかり!この部屋の温度設定をし直してください。
何でしたら暫く頭を冷やすために冷房にしちゃっていいですよォ」
L「そ‥‥それは、月君が体を張って‥‥私を暖めてくれる‥‥ベホッ‥‥!」
月「松田さ~ん。ちょっと来て下さ~い」
松「あれ?どうしたの、月君。裸の竜崎なんか踏みしめて」
月「電気の球が切れてないか、竜崎に踏み台になってもらって確かめてたんです。
それに裸と言っても上半身だけですから、
お嬢様方に誤解されるようなこと言わないで下さい」
松「あはは、ごめん、ごめん。僕はてっきりそういうプレイかと思っちゃって。
だって竜崎、何だか顔色悪いから」
月「竜崎の顔色が悪いのは何時もの事でしょ?
それより松田さん、僕、これ片付けて来ますから竜崎の事宜しくお願いします」
松「それ、竜崎のいつものTシャツ?汚れてるね。しかも何か臭い‥‥」
月「うふふふ‥‥とにかく、竜崎の事、宜しく!お願いしますね。
風邪をひいたのか、すごく!寒がってるみたいですから」
松「それは大変!竜崎、早くベッドへ!
‥‥え?カチャッ‥‥て。しかも、ゴォォ‥‥て。
月君?何だか冷たい風を感じるんだけど‥‥
いや、マジで何か寒い‥‥竜崎!しゃれにならないくらい寒くなって来ましたよ!
し、失礼して僕もベッドに!
ハァァ‥‥あったかい‥‥やっぱり暖を取るのは人肌に限りますねぇ」
L「ラ、月く~ん‥‥もう我儘は言いませ~~ん!貴方以外の男との添い寝は嫌です~~~!
冷房切ってください~~~!暖房カンバッ~~~~~ク!!
えぇぇい!寄るな触るなくっ付くな、松田ぁぁぁ!!!
ドアが開けられないだろうが~~っ!」
松「だって寒いんですよォ!離れないでください~~!
ってか、鍵外したのにドア開かないじゃないですか!何故?」
L「クッ‥‥ドアの向こうに何か重しがありますね」
松「竜崎‥‥何だか壁が白くなって来たような気がするんですが‥‥ついでに僕の息も白く‥‥
あ、竜崎の鼻水が凍って氷柱に‥‥」
L「こ、こんな都会の真ん中で、しかも自慢のハイテクビルで凍死なんて、
マジで!しゃれになりません!!ヘックショイ!!!」
松「竜崎‥‥僕、何だか眠くなってきました‥‥」
L「寝るなぁ!松田ぁぁ!寝たら死ぬぞ~~!」
松「えへへ‥‥天使様が見えます‥‥月君似です~~~」
L「貴様ぁ!松田の分際でどんな夢を‥‥!ってか、しまったぁ‥‥私も眠くなって‥‥
ラ、月君‥‥どうせ寝るならやっぱり貴方を抱き枕にして‥‥」
月「ワタリさん。竜崎、まだ反省したりないようですから、もう少しこのままでお願いします」
ワ「畏まりました、(月奥様)」
Lビル内はどうやら寒さ知らずのホット(バトル)な世界のようです。
★ ☆ ★ ☆ ★
その二 メロ
メ=メロ マ=マット
メ「は?何だって?冬の寒さ対策だって?」
マ「だってさ。そんなのエアコンさえありゃ、問題ないのにな」
メ「何言ってる?マット。エアコンは人間をダメにするんだぞ。
夏は暑く冬は寒く!人間の体には自然が一番!!
そうでなけりゃ退化していく一方だ!!!」
マ「メロ‥‥お前何か悪いもんでも食ったのか?」
メ「お前と一緒にするな。俺は健全だ!酒も煙草も、ヤクもやらん!」
マ「いや、メロ。それ、マフィアを率いている身としては激しく間違ってるから」
メ「ちなみに俺の寒さ対策はファー付き皮ジャンとチョコレートだ!」
マ「‥‥ファー付きってのは判る。お前、夏でも冬でもレザー派だもんな。
冬場のファー付きは俺もあったかそうだと思うが、
夏の革製ビスチェは見た目涼しそうだけど、中は絶対蒸れてるだろ。
しかし、チョコって何だ?どうしてチョコレートが寒さ対策になるんだ?
単に好きだから食ってるだけだろ?」
メ「バカだなぁ、マット。知らないのか?チョコは冬山登山の必需品だぞ」
マ「あ~、なんかそうらしいな。
俺、根っからのインドア派だからすっかり記憶から削除してたよ」
メ「チョコは代表的な高カロリー食品。食えばたちまち体がポッカポカ」
マ「嘘くせ~」
メ「いや、これは管理人が実体験済みだ」
マ「は?管理人の奴、登山が趣味だったのか?
俺はてっきり俺とタメを張るインドア派だと思ってたけど」
メ「管理人のダディは日本の山なら登ってない山はない、と豪語するくらいの山男らしいが、
管理人本人はズボラな運動嫌いだ。蚤の体力だから動くのが嫌らしい」
マ「だったらどうやって体験できるんだ?」
メ「それもこれも管理人のズボラが招いた結果だが、
ある冬の寒い日、炬燵しか暖房器具のなかった管理人は、
余りの寒さに炬燵を最強にしても震えが止まらなかったらしい。
しかし、それ以上暖をとる手段がなかった管理人は、
せめて暖かい物を食べようとしたらしいが
長らく買い物に行っていなかったので家には何も食べる物がなかった。
探しに探してようやく見つけたのが一枚の板チョコ。
ダディから冬山登山とチョコの話を聞いていた管理人は迷わずそれを食べたところ、
なんと!震えがピタリ!!と止まったそうな!!!」
マ「うわぁ~、やっぱ管理人の奴、人間じゃなかったんだな。
普通板チョコ一枚食っただけで暖かくなるか?」
メ「ま、そういう訳だから、俺の寒さ対策はチョコレートで決まりだ!」
マ「はいはい、判りました。では俺はエアコンの効いた快適な部屋に引っ越しさせて頂きます」
メ「何聞いてたんだ?人間、自然でいるのが一番だと言ったろ?エアコン、全部外したから」
メ「ハァァァ!?」
マ「という事で、同じ釜の飯を食ったマットには、特別にゴディバのトリュフをやろう。
ありがたく食うように!」
マ「い、いらねぇ~~!うわっ?いつの間にか息が白く‥‥!窓ガラスに結晶!?
ギャッ!余りの寒さに家電製品がおかしくなってきた!
俺のゲームが‥‥!まだセーブしてないのにぃ~~~!!」
メ「さぁ、そういう時こそチョコだ。遠慮して食え!」
マ「チョコより毛皮だぁ~~!って、メロ!
何でお前だけチンチラのコートなんて着てるんだよ!?お前はレザー派だろ!?」
メ「うるさい!寒いんだから仕方ないだろ!!」
マ「やっぱりチョコレート効果なんて嘘っぱちじゃないかぁ~!」
メ「うわぁぁ~!くっ付くなぁ~~~!煙草くせぇぇ~~~~!」
結局ワイミーズの仲良し二人組は一晩中くんずほぐ‥‥ゴホン!
もとい、『おしくらまんじゅう』をして暖をとったそうな。
★ ☆ ★ ☆ ★
その三 ニア
ニ=ニア、 ハ=ハル、 ジェ=ジェバンニ、 レ=レスター
ニ「何ですって?冬の寒さ対策ですって?
貴方、バカでしょ。この高級ホテルの何所に外の寒さが入り込む余地があるというのですか」
ジェ「‥‥その寒い外から帰ってきた部下に掛ける言葉はブリザードですけどね」
ニ「ジェバンニ、何か言いましたか?」
ジェ「!いいえ‥‥!何もっ!!」
ニ「そうですね。物理的寒さ対策は万全ですから、あと必要なのは精神的寒さ対策でしょうか」
ジェ「それって、俺が一番考えて欲しい対策かも‥‥」
ニ「貴方の事なんかどうでもいいです。給料減らしますよ?」
ジェ「さ、寒い‥‥!体より心より懐がっ‥‥!」
ニ「私だって心が寒いです」
ハ「え?ニアがですか?そんな好き勝手我儘放題やりたい放題、
ジェバンニ苛め放題レスターこき使い放題なニアが、心が寒い?
また欲しい玩具でも出て来たんですか?
ガンプラでしたら某カエル軍曹と被りますから言わないでくださいね」
ニ「ハル‥‥貴方が日頃私の事をどう思っているのか今はっきり判りました。
向こう半年間給料30%カットです」
ハ「いいですけど、私その分仕事しませんよ。給料が減った分、他でバイトしますから」
ニ「‥‥堂々と二股宣言ですか、乳がデカイ女は図々しいですね」
ハ「大丈夫(怒)。私の代わりにジェバンニが働きますから。ね?ジェバンニ」
ジェ「はぁ?どうして俺がハルの代わりを‥‥グホハッ!」
ハ「オホホホホ!そんな我儘言うと、また!貴方の恥ずかしい写真をネットに流すわよ。
鬚とレザーのマッチョな人達に追いかけ回されたくないでしょ?」
ジェ「‥‥ハルの代わりを務めさせて頂きます」
ハ「判れば宜しい」
ニ「ハルの心が寒くなる事は一生なさそうですね」
ハ「それはニアも同じなのではないですか?玩具さえあればご機嫌なボクチャン?
一人遊びが好きなのよねぇ?ホホホ、間違っても下ネタには走らないで頂戴ね、童貞君」
ニ「給料50%カット‥‥」
ジェ「ひぃぃぃ~~~!過労死が目の前に~~~~!SPKに労災認定はあるのかぁ!?」
ニ「そんな事より私の心の寒さ対策です。とはいっても、もう手は打ってありますけどね」
ハ・ジェ「手?どんな?」
ニ「私は決して一人遊びが好きな訳ではありません」
ハ・ジェ「はぁ‥‥」
ニ「ただ単に私の高尚な遊びに付いて来られる人間がいなかっただけです」
ハ「メロは駄目だったんですか?」
ニ「彼は肉体派でしたからね。そりが合いませんでした」
ハ「ただ単にニアが運痴君なだけでしょ?」
ジェ「(ハル‥‥なんて恐ろしい事を平然と‥‥俺にはとても真似出来ない)」
ニ「ジェバンニ。声に出さずとも顔に言いたい事が全て出てますよ。給料70%カット」
ハ「あら、気絶したみたい」
ニ「放っておきましょう。それより私の心の寒さ対策ですが‥‥」
ハ「ようするに、遊び相手が欲しいと。そういう事ですね?
ニアが言う所の高尚な、頭脳派の遊びが出来る相手。
今までずっと寂しかったんですか?けっこうナイーブ?
そんな風にはちっとも見えなかったわ。
てっきり、その不貞腐れたくそ生意気な顔と態度と同じに、
ナイロンザイルのような神経だとばかり‥‥」
ニ「いい根性してますね。乳のデカイ女はこれだから‥‥
男は全て自分の思い通りになると思いこんでいて手に負えません」
ハ「オホホホホ。それはこっちの台詞よ。女の扱いも知らない頭でっかちの童貞君?」
レ「あの‥‥話し中申し訳ないのだが‥‥ニア宛に荷物が‥‥」
ニ「おや、やっと届きましたか。直ぐにこちらへ運んでください」
ハ「荷物?」
ニ「Mr.相沢に頼んでおいたのです。
私の心の寒さを埋めるためのものを送ってくれるように」
ハ「相沢?あらら、何だか素敵な予感。でも、よく彼が承知しましたね」
ニ「フフフ、彼も人の子、妻子持ち。脅すネタは幾らでもあります」
ハ「そういう所は素敵よ、童貞君」
レ「何の話ですか?ニア。それよりこの荷物、結構な大きさ、重さなんですが。
しかも、心なしか動いているような。まさか爆弾?それとも生き物?
心の寒さを埋めるって、癒しのペットでも飼うつもりですか。
(やだなぁ‥‥どうせ世話をするのは私なんだ‥‥)」
ニ「レスター指揮官。貴方も思った事が顔に出るタイプでしたか。給料80%カット。
安心してください。荷物はペットではありません。もっと素敵なものです」
レ「ちょっと!何ですか?いきなり80%カットって!?」
ハ「話の流れでそうなりました。運が悪かったようですね、レスター指揮官。ご愁傷様です」
レ「全然!ちっとも!話が見えない!!
あっ!開けるんですか?それ!私は面倒みませんからね!」
ニ「だからペットではないと言ってるでしょ。
て言うか、むしろ私の方で面倒見てもらいたいです」
ハ「生活無能力者だものね、童貞君は」
ニ「童貞、童貞うるさいです。乳女。この貢物があれば私の心の寒さが埋まると同時に、
私は晴れて童貞とおさらばの予定です」
レ「あぁぁ‥‥!ますます話が見えないっ!!」
ハ「大丈夫。このサイトを覗きにいらっしゃったお嬢ちゃん達はピンと来てるはずだから」
ニ「フフフ‥‥私は遂にLを超えました!」
ハ「キラ問題もこれで解決ですね?」
レ「何で!?どうしてっ!!??」
ニ「ウェルカム!キラ!!」
レ「えぇぇぇぇっ!!!!????」
伊「あれ?松田の奴何所行ったんだ?」
月「あぁ、松田さんなら相沢さんの要請で長期主張です」
伊「相沢の要請?長期出張?何所へ?何しに?キラの情報でも掴んだのか?」
月「キラ絡みと言えばキラ絡みですけど、キラには関係ないとも言えますね」
伊「何時帰る予定だ?」
月「当分帰ってこれないかもしれないし、一生帰ってこれないかもしれないし、
案外明日には帰って来れるかもしれないし‥‥まぁ、相手の出方次第でしょうか。
松田さんが向こうの趣味に合えば一生帰って来ない可能性が高いです。
(僕の身の安全のためにはそれが一番だな)」
伊「何かよく判らんが、松田で務まるのか?」
月「さぁ。僕としてはとっても!期待してるんですけど」
伊「月君。残念だけど、俺は君の期待外れに終わる気がするよ」
月「やっぱりそうでしょうか」
伊「うん‥‥ところで、相沢は?」
月「うふふふふふふふふふふ‥‥‥‥‥」
伊「ラ、月君?ど、どうしたんだい?
その、何時も以上に色っぽいけど(ドキドキ)、
何だかやたら背筋が寒くなる微笑みは(ゾクゾク)‥‥」
月「伊出さん。世の中には知らない方が良いと思える事がたくさんあるんですよ?」
伊「‥‥そ、それは暗に相沢の事はわすれ‥‥」
模「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
月「やだな、模木さん。そんな所でジェスチャーゲームなんかしてないで仕事してくださいよ」
模「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
伊「さ、さぁて!俺も仕事するかな!(汗)」
月「じゃぁ、僕は仕事熱心な皆さんのために熱いコーヒーでも煎れますね」
その後、松田と相沢の行方はようとして知れない‥‥‥
★ ☆ ★ ☆ ★
その四 Xキラ
高=高田清美、 照=魅上照
高「え?冬の寒さ対策?まぁ、嫌ですわ、そんな庶民的な話題。この私には似合わなくてよ」
照「どうせババシャツ二枚重ねにホッカイロ直貼りで凌いでるんだろ。見栄っ張りが」
高「オホホホホホ。何かおっしゃったかしら?見掛け倒しの使えない男代表、魅上検事」
照「フハハハハハ!顔だけが取り柄の乳なし女に言われたくないわ!」
高「チ‥‥!乳がないのは低能タレントの方よ!私はちゃんとありますからね!
何よ!彼と出会ったのは私の方が先なのに、元死神憑きだからって彼に特別扱いされて!
私の方があんな低能女よりずっと彼の役に立つのにぃ!!」
照「フッ‥‥女の嫉妬は醜いな」
高「!あ~ら。彼‥‥あの方に会っても貰えない男が何をほざいているのやら」
照「くっ‥‥! わ、私は神に信用されているのだ!
直に会って指示を仰がねば何もできないお前達と一緒にされては困る!」
高「オ~ホッホッホッホッホッ!!
私達『キラ』の中で、あの方の顔を知らないのは貴方だけなのよねぇ。
そんな奴が何をほざいても、こっちとしては痛くも痒くもないわ!
可哀そうに。あの方の顔を知らないだなんて。
それはもう見目麗しい、それこそ神と呼ぶに相応しいご尊顔なのに」
照「か、神の素顔‥‥そ、そんなに?」
高「彼ほど綺麗な男は見たことないわ。
美形だって言うだけじゃなくて、オーラが違うのよ、オーラが!」
照「こ、声の感じからして、私より若い男だろうとは思っていたが‥‥」
高「彼ならいい感じに年を取るでしょうねぇ。彼のお父様もとっても素敵な方だし。
若い頃はアドニス。将来はロマンスグレーのジェントルマン。一粒で二度美味しい?」
照「クッ‥‥悔しくなんか‥‥羨ましくなんか‥‥‥!」
高「そんな彼の傍にいるのがあの低能だなんて‥‥絶対許せない!
こうなったら、TVを通して私がキラ様の婚約者とでも発表してしまおうかしら」
照「な、なななななな‥‥!何を言って‥‥!それこそ私が許さん!!
貴様みたいな乳無しは削除だ!削除!!
神に相応しいのは顔良し、頭良し、性格良しのこの私だけだ!!」
高「!!一度ならず二度までも‥‥」
照「フハハハハ!私は知っている!!
貴様のブラが寄せて上げて更にパッド入りでやっとCカップだと言う事を!!!
高「!!!!!な、何故その秘密を‥‥‥‥!!!!!!!!!」
照「リュークから聞いた」
高「‥‥‥あの死神‥‥‥‥‥‥‥‥‥(プチッ)」
照「ん?何だ今の?パンツのゴムが切れたような音は」
高「‥‥‥どいつもこいつも、何て使えないのかしら‥‥」
照「ウオッ‥‥!何やら不吉なオーラが‥‥!」
高「無能の役立たずのくせに、プライドだけは高くて‥‥そんな男にはやっぱり調教が必要よね」
照「今‥‥何やら不穏な言葉を聞いたような‥‥」
照「男なんて‥‥男なんて‥‥‥‥‥私の前に跪け~~~~っ!!」
高「うぉぉっ!?何だ、その早変りは!?何だその黒尽くめのコスチュームは!?
その手に持っているのはもしや鞭?しかも乗馬用の皮鞭‥‥(ゴクッ)!
ピンヒールに加えて更に拍車付きとは!何と心憎い演出‥‥‥(ゾクゾクッ)!!」
高「オ~ホッホッホッホッホッホッホッホッホッ!!!!!!
泣け!叫べ!そしてこの私に許しを請え!!この豚がっ!!!!」
照「あぁぁぁ‥‥っ!高様、女王様‥‥!!!もっと詰ってください!!!!!!」
高「その苦痛に悶え苦しむ恍惚とした顔‥‥いいわぁ‥‥‥!
あぁ、何だか私も興奮で体が熱く‥‥!」
照「か、神ぃぃぃぃ‥‥‥!
これが、貴方様からのお仕置きだったらもっと良いのにぃぃぃぃ!!」
冬の寒さ対策にはエクスタシーが一番だそうです。
★ ☆ ★ ☆ ★
その五 キラ
月=夜神月、 粧=夜神粧裕、 ミ=弥海砂
粧「冬の寒さ対策?そんなの決まってるわよねぇ、海砂さん」
ミ「そうよねぇ。ぬくぬくオコタに入ってアツアツのお鍋をみんなで食べる。これよねぇ~。
本音を言ったら月と二人きりで、がいいんだけどぉ」
粧「やだぁ、海砂さんったらぁ。粧裕とおんなじぃ~」
ミ「ふふふふふ(クッ‥‥やっぱり粧裕ちゃんもライバルか。しかも最強の‥‥)」
粧「えへへへへ(いくら海砂さんでもお兄ちゃんはあげないんだから)」
月「ん?何か良ことでもあったのか?二人ともご機嫌だな」
粧「あ、お兄ちゃん。えへへ、だって久々にお兄ちゃんの手作り鍋が食べられるんだもん。
ニッコニコなのは当然じゃん」
ミ「海砂も、もう楽しみで楽しみで。あ、月、海砂も手伝うね」
粧「粧裕も!」
月「じゃぁ、お玉を持って来てくれるかなぁ?それと飲み物も」
ミ「熱い鍋に冷たいビール。最高ォ!」
月「粧裕はジュースだぞ」
粧「え~~~~?」
月「粧裕」
粧「ジュースでいいですぅ」
月「よろしい」
ミ「仲いいよね、二人とも。羨ましいなぁ‥‥」
月「(ハッ、そうだった‥‥海砂は両親を‥‥あぁ、何だか胸がキュンと‥‥)
何言ってるんだ。さっきの海砂と粧裕も仲良しさんだったくせに。
まるで本当の姉妹みたいだったぞ」
ミ「そう?本当にそう見えた?だったら海砂、嬉しいな(月、それは誤解だよ)」
粧「粧裕も。海砂さんみたいに綺麗なお姉さんが欲しかったんだ。
お兄ちゃん、背が伸びてから女の子の服着てくれなくなっちゃったから。
(お兄ちゃんたら、日頃は鋭いくせに妙な所で鈍いんだから)」
月「サ、粧裕‥‥!」
ミ「え?何々、それ?なんだか楽しそうな話!」
月「海砂!ほら、これ持って行って!」
ミ「あ、唐揚!美味しそう!」
粧「粧裕の好きなシーフードサラダもあるぅ。お兄ちゃん、ありがとう」
月「鍋置くぞ。熱いから触るなよ」
ミ「は~い。あ、月ォ!海砂、野菜とお豆腐が欲しいな~♪」
粧「エノキと水菜食べた~い♪」
月「二人とも肉はいいのか?」
ミ・粧「だって太っちゃうも~ん♪」
月「あはは。そんな心配要らないよ。
二人とも若いんだからちょっと運動すれば直ぐに元に戻るって。
それに海鮮鍋だから肉はつくねにしてあるし」
ミ・粧「だったら食べるぅ~」
月「はいはい。人参と牛蒡と玉葱入りつくねがあるぞ。それと軟骨入りも。
海砂は軟骨入りがいいんじゃないか?コラーゲンが多いから明日はお肌プルルンだぞ」
ミ「やだぁ、月ったら!
(キャァ~!月ォ、海砂のためにわざわざ作ってくれたのねぇ!嬉しいぃ!)」
粧「(ムカッ!)お兄ちゃ~ん、粧裕にも!」
月「ほら、たくさん食べて大きくなれよ。特に胸」
粧「お兄ちゃんのスケベ!(フフン。こんな遣り取り、海砂さんにはまだ無理よね?)」
ミ「(負けてなるもんですか!)あ、月の分は海砂がよそってあげる。何がいい?月」
粧「ダメぇ!お兄ちゃんのは粧裕がよそうの!」
月「こ、こら。コタツの上で騒ぐな。
あ~、鍋は粧裕がよそってくれて、ビールは海砂が注いでくれると嬉しいな」
ミ・粧「は~い(勝負はこれからよ!)」
夜神家の寒さ対策は炬燵とお鍋で決まりのようです。
というか、水面下での熱いバトルが身も心もホットにしてくれるようです。
(夜神家熟年夫婦は娘から送られた割引券で大江戸温泉にお出かけ中)
※チョコレートの話は実話です(笑)